バイナリーオプション HOME > バイナリーオプション入門講座 > カナダ経済を分析できるようになったら間違いなく投資上級者!

資源国であるカナダ経済の現状と資源価格と関連性が深いカナダドルの値動きの特徴

カナダは国土こそアメリカとほぼ同等の広大さがありますが、人口はおよそ3600万人とだいぶ少ないです。天然ガスや石油が豊富に産出され、天然資源を輸出する資源国となっています。そして、広大な国土ということもあり、小麦などの農産物や水産物の輸出国にもなっています。

オーストラリアなどの資源国の通貨を投資の対象にする場合、一般的には値動きが激しいとされています。

しかし、カナダ・ドルは例外的で、アメリカの隣ということもあって経済の動きは比較的よい状態です。貿易や財政、雇用も安定しているので、資源国特有の不安定さはありません。

しかし、だからといってアメリカ経済に影響を受けた値動きだけしかないのかというと、そうでもなく、カナダ独自のポジションを保ったりします。

カナダ・ドルは値動きが予測しにくい通貨で、バイナリーオプション初心者にはあまり勧めたくない通貨なのです。中級上級トレーダーもカナダ・ドル中心で取引はせず、あくまでも米ドルを中心にして投資をし、リスク回避としてカナダ・ドルを選択しているような状態です。

とにかく相場の予測をすること自体がカナダ・ドルは難しいので、分析はアメリカ経済の動向のほか、過去の値動きから傾向を探り当てて投資することがベターかもしれません。

カナダ・ドルは流通量が少ない分、インパクト大

カナダ・ドルの特徴は資源価格や商品価格の影響を受けやすい性質があるところです。ただ、同じように資源が多い豪ドルやニュージーランド・ドルと比べてカナダ・ドルが受ける影響は大きくないとされています。全体の経済が安定しており、国債が安全資産として認められていることがその理由のようです。ただし、原油価格だけは連動して推移しているので、相関性の高いWTI原油価格という先物取引の指標に注目しておきましょう。このWTI原油価格が上昇すれば、カナダ・ドルは買われやすくなります。

値動きに大きな影響を与えるのはアメリカの経済動向です。アメリカ経済が好調であれば米ドルが買われ、カナダ・ドルも買われるのですが、カナダ・ドルはそもそもの取引量がほかの主要通貨と比べて少ないです。取引量の少なさはトレーダーがなんらかしらの行動を少し取るだけで市場にインパクトを残してしまい、大きな変動になりえます。

特徴として、カナダ・ドルの変動は経済指標の発表時によく起こります。アメリカとカナダは時差もなく経済指標発表時間もほぼ同じです。米ドル/日本円が動けばカナダ・ドル/日本円が多いのですが、経済指標の発表が多い21時ごろにまったく違う動きをすることもあります。中でもカナダの中央銀行として知られるBOCの発表と政策金利の発表は相場に強い影響を与えます。

カナダ・ドルの変動要因となるカナダの経済指標は次のようなものがあります。

この中で最も注目しておくべきなのがBOC政策金利発表です。また、雇用統計は重要ではありますが、アメリカの雇用統計と同時刻に発表されるので、できるだけ両国の資料を見て分析するようにしましょう。カナダの雇用統計だけで判断するのはかなり危険ですので。

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