バイナリーオプション HOME > バイナリーオプション入門講座 > アフリカ大陸の経済先進国、南アフリカは規模は小さいが人気の市場

南アフリカの経済規模は世界の主要国と比べて小さいが、高金利通貨で人気の側面もある

アフリカ大陸で唯一G20(主要20ヶ国と地域の首脳会議)に参加する、アフリカの経済的リーダーともいえる南アフリカ。一般的な日本人からは2010年6月に世界中から各国の代表選手が集まって世界一を決定する「2010FIFAワールドカップ」が開催されたことが記憶に新しいかと思います。世界最大のスポーツイベントのアフリカ大陸初開催でしたから、これをきっかけにFXやバイナリーオプションのトレーダーも興味を持ったかと思います。そして、これからも南アフリカの経済発展に関心が集まり、非常に楽しみな市場であることは間違いありません。

南アフリカは、資源の大陸であるアフリカ大陸の最南端にあり、正確には南アフリカ共和国と呼ばれます。人口5500万人規模で、そのうち黒人がおよそ8割、白人が1割、そのほかを混血やアジア系などが占めています。公用語は英語だけでなく、アフリカの言葉など全部で11種類もあり、一言でいえば多民族・多部族国家ということになります。

経済規模としては日本や中国の6%程度。ロシアやブラジルのGDPと比較すると2割程度の規模になります。インドと比べてもわずかに4分の1くらいですので、それほど大きいとは言えません。

しかし、40ヶ国以上もあるサハラ砂漠以南のアフリカ諸国の3割以上にはなりますので、アフリカではかなり大きな市場だと言えます。

南アフリカ共和国を代表する市場はヨハネスブルグ証券取引所です。19世紀後半に南アフリカ国内でダイヤモンド鉱が発見されたのちに、ヨハネスブルグで金鉱脈が掘り当てられました。そのため、ヨハネスブルグは南アフリカ最大の商業都市に発展したのです。ヨハネスブルグ証券取引所の取引高は東証1部のおよそ25%程度となっています。

南アフリカの市場や南アフリカの通貨であるランドはアジアにはない特殊な環境にあり、非常におもしろい通貨としてトレーダーたちから注目されています。

南アフリカ・ランドの魅力とリスクは同じところにある!

南アフリカの通貨であるランドは値動きが上下に大きいとされます。ですが、南アフリカは金の産出量が世界第1位であり、プラチナやダイヤモンドも大量に産出している鉱物資源国ですから、よく値動きを観察すると金相場や原油相場などの値動きに強く影響を受けているのがわかります。これが大きな特徴です。

近年南アフリカ・ランドがFX取引で注目されるのはほかの通貨と比べて金利がかなり高いという点が挙げられます。黒人と白人を差別していたアパルトヘイトなども長い歴史から見ればつい最近撤廃されたため(全人種による選挙が1994年に行われて、全廃された)、いまだに貧富の差が激しいのが現実です。そのため、いろいろな事情が重なり、南アフリカ政府としてはインフレ抑制のために金利を上げざるを得なかったわけです。そして、もうひとつの事情として高金利通貨にして外貨を稼ぐ目的もあったのかもしれません。

そのため、長期保有でスワップポイントなども稼ぐことができるため、投資方法にかなりの幅が出てきます。ただ、高金利通貨というのはメリットであると同時にリスクにもなります。この点をしっかり理解しておきましょう。先ほども書いたように、南アフリカ・ランドは金相場や天然資源の価格に影響されますが、それらが大きく下落してしまうと、直接為替レートにも響いてくるということになります。トレーダーたちの莫大な資金が一気に違う国に流れていくと、南アフリカ・ランド自体が非常に危険な状況になるのです。

バイナリーオプションでは高金利は関係ないですが、金相場などの値動きに注意して分析をしなければなりません。特殊な市場ですので、より注意深く研究を進めましょう。

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