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バイナリーオプションは業者で取引回数が異なる!取引チャンスを広げる業者選びを考えよう!
バイナリーオプションの収益チャンスを広げるためには、各業者が設定する取引回数をチェックすることが大事です。
「取引回数って何?いつでも取引できるわけじゃないの?」
「取引回数が多いバイナリーオプション業者を選びたい!」
といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、バイナリーオプション業者ごとの取引回数をまとめ、より取引チャンスの多い業者を見極めていきましょう。
この記事を読めば、バイナリーオプションの収益を最大化しやすくなるので、より多く投資したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
業者ごとで1日あたりの取引回数が決められている!
バイナリーオプションは業者によって1日に行える取引回数の上限が異なります。
そこでチェックしたいのが次の3点です。
- 回号数
- 通貨ペア
- 1日の上限取引回数(金額)
例えば…
回号数:10回
通貨ペア:5種類
のバイナリーオプション業者なら…
10回×5種類=50回
の取引チャンスがあると計算できます。
これに加えて、もし1日の上限取引回数や上限金額が設定されているなら、そちらを優先して考えるようにしましょう。
仮に1日の取引上限額が100万円で、ペイアウトが一律1,000円に設定されている業者なら…
100万円÷1,000円=1,000回
これが取引回数の上限となります。
人気の国内バイナリーオプション業者の取引回数をチェックしてみよう!
バイナリーオプションの取引回数について紹介したところで、次は人気の国内業者のスペックをみていきましょう。
- GMOクリック証券・外為オプション
- ゴールデンウェイ・ジャパン(バイトレ)
- YJFX!オプトレ!
- ヒロセ通商・LIONBO
今回は上記4業者をチェックします。
GMOクリック証券・外為オプション
外為オプションのスペックは次のとおりです。
回号数 | 10回 |
---|---|
1取引注文 | 200枚まで |
1日の上限枚数 | 10,000枚 |
通貨ペア | 5種類 |
回号数10回の通貨ペア5種類で、1日フルに取引すれば最大50回の取引を行えます。
1取引の注文が最大200枚で、通貨ペアが5種類あるため、1回号につき最大1,000枚の注文が可能です。
これを10回号分繰り返せば、上限枚数の10,000枚となります。
取引回数は十分多いですし、国内バイナリーオプションでトップクラスの人気を誇る業者ですので、どれにしようか悩んだら外為オプションを候補に考えるのが良いでしょう。
ゴールデンウェイ・ジャパン(バイトレ)
バイトレの取引に関するスペックをまとめると次のとおりです。
回号数 | 11回 |
---|---|
1取引注文 | 10万円分(ペイアウト1,000円は100ロット、10,000円は10ロット) |
1オプション(1回号ごとの1通貨ペア) | 30万円分 |
1回号 | 100万円分 |
通貨ペア | 6種類 |
1日で11回号開催されているので、各回号で1回ずつ取引を行うと、11回の取引チャンスがあります。
そして1回号につき、6種類の通貨ペアを組み合わせれば、最大66回の取引チャンスが生まれる計算に!
取引金額もそうですが、取引回数もかなり多く、チャンスを増やしたい人にうってつけの業者の1つといえるでしょう。
YJFX!オプトレ!
オプトレ!のスペックは次のようになっています。
回号数 | 11回 |
---|---|
1取引注文 | 1通貨ペア、1回号ごとにラダー500口、レンジ100口の最大600口 |
1日の上限枚数 | 500万円まで |
通貨ペア | 8種類 |
オプトレ!は11回号の通貨ペア8種類で、1日で最大88回もの取引回数を誇ります。
ただしオプトレ!は投資可能金額によって最大購入可能口数が変動する仕組みを採用しているので注意しなくてはなりません。
投資可能金額 | 購入可能口数(1通貨ペア、1回号あたり) | ||
---|---|---|---|
最大購入可能口数(①+②※) | ラダーオプション(①) | レンジオプション(②) | |
1万円以上10万円未満 | 20口 | 10口 | 10口 |
10万円以上50万円未満 | 50口 | 25口 | 25口 |
50万円以上100万円未満 | 100口 | 50口 | 50口 |
100万円以上300万円未満 | 200口 | 100口 | 100口 |
300万円以上600万円未満 | 400口 | 300口 | 100口 |
600万円以上 | 600口 | 500口 | 100口 |
※公式サイトより引用
また1日の上限金額が500万円まで…1口1,000円で固定なので
500万円÷1,000円=5,000口
以上の取引を行うことは不可。
とはいえ1日11回号開催されているので、フルに参加したいなら、1回号あたり約455口の取引を行える計算になります。
取引回数が圧倒的に多いですし、他業者よりも取り扱っている通貨ペアが多いので、マイナー通貨ペアでのバイナリーオプションが気になる人にピッタリでしょう。
ヒロセ通商・LIONBO
LIONBOのスペックは次のとおりです。
回号数 | 9回 |
---|---|
1回号 | 最大20ロット |
1回号通貨ペア合計 | 最大50ロット |
最大保有ロット | 50ロット |
通貨ペア | 5種類 |
回号数9回の通貨ペア5種類なので、1日フルに使って最大45回まで取引が可能。
LIONBOは少し特殊で、保有できる上限ロット数が50までと決められています。
しかし清算すれば、再度50ロットまで買い付けできる仕組みです。
1日で9回号開催されるので…
9回号×50ロット=450ロット
1日に取引できる上限は450ロットということになります。
他業者よりも回号数が少ないため、取引回数を重要視する人には適していないと評価できるでしょう。
取引回数を知ることのメリット
バイナリーオプションは一定期間後の相場を予想する投資方法です。そのため、チャートの読み取り、特にトレンドを見抜く力が必要になります。
しかし、今回解説している取引回数を知ることも、勝率をあげ、利益率を高めるためには重要な要素の一つです。
- 取引回数や取引チャンスを知ることで何が得られるのか?
- 知らないとどうなるか?
について見ていきましょう。
取引回数、取引時間帯をしっかりと把握しておくことは、勝率アップにつながります。
例えば、ドル円相場であれば、午前中は比較的安定しています。
なぜならば、ニューヨーク取引所が閉まり、日本の取引所が開いたタイミングだからです。
逆に夕方になるとヨーロッパの市場が開き始めるため、動きが読みにくくなります。
他にもユーロドル相場ならば、日本時間の夕方からニューヨーク市場が開くまでの間が安定すると考えられます。
このように、通貨ペアや取引時間帯に応じてバイナリーオプションの戦略が様々に変化します。
また、バイナリーオプションの勝率を上げるためのテクニックとして、判定時間の1~2分前にの締め切り時間ギリギリでエントリーするというものがあります。
このテクニックを有効に活用するためには、取引時間帯を把握しておくのが最低条件ですよね。
では、取引回数はどうでしょうか。
取引回数が多いということは、それだけ利益をあげられるチャンスが多いということになります。
投資では複利効果を発揮させることは重要になりますが、複利効果は回数を増やせば増やすほど大きな効果を発揮します。
そのため、できるだけ取引回数の多い業者を選ぶのがいいでしょう。
逆に、取引回数や取引時間帯を把握していないとどうなってしまうのでしょうか。
取引回数が少ない業者だと、自分の都合のいい時間に取引できず、時間の無駄につながることもあるかもしれません。
せっかくの収益チャンスをみすみす逃すことになってしまうことにもなります。
また、取引時間に合わせるため、無理に自分の生活リズムを乱してしまう人もいるかもしれません。
バイナリーオプションの業者を選ぶ際には、取引回数や取引時間帯をあらかじめ比較し、自分の生活リズムや投資戦略に最も適した業者を選びましょう。
取引回数が多ければ良いというものではない!
取引回数が多いと「エントリーしないともったいない!」と考えがちですが、果たしてそれは正しいでしょうか。
もちろん取引回数が多いほど、チャンスは増えます。
しかし「回数があるんだから」という根拠のない取引が増えれば、その分だけ損失のリスクも増えるわけで、決して重要視すべきポイントとは言えませんよね。
バイナリーオプションで利益を上げるためには、いかに勝率を高めるかが鍵となります。
極端な話ですが…
取引回数100回:勝ち50回、負け50回:勝率50%
取引回数10回:勝ち5回、負け5回:勝率50%
多くの取引でペイアウト率は2倍を下回るため、同じ勝率でも負けの回数が多いほど損失が大きくなってしまいます。
仮にペイアウト1,000円、ペイアウト率が1.8倍で考えてみましょう。
勝敗 | 損益 |
---|---|
勝ち1回目 | +800円 |
負け1回目 | -1,000円 |
勝ち2回目 | +800円 |
負け2回目 | -1,000円 |
勝率50%だと、1セットで-200円の損失がかさむ計算になります。
取引回数が100回だとトータルで-20,000円、10回だと-2,000円と差額はなんと18,000円!
収益をプラスにするには次の表の勝率が必要です。
ペイアウト率 | 勝率 |
---|---|
1.0倍 | 100%以上 |
1.5倍 | 66.6%以上 |
1.75倍 | 57.15%以上 |
2.0倍 | 50%以上 |
2.25倍 | 44.4%以上 |
2.5倍 | 40%以上 |
3.0倍 | 33.3%以上 |
5.0倍 | 20%以上 |
10.0倍 | 10%以上 |
このように、バイナリーオプションで重要なのは取引回数よりもペイアウト率と勝率だということが分かりますよね。
もちろん取引回数が多ければ「収益のチャンス」を逃さずに済みます。
重要なのは
- いかに勝率を高められるか
- 勝ちが見込める場面でエントリーできるか
の2点だと肝に銘じておきましょう。
「強いトレンドが出ているので予想しやすい!」
「値動きが穏やかだから、レンジ取引のチャンス!」
といったケースを見逃さず、しっかりとエントリーできれば勝率も収益も上がっていきます。
量より質こそがバイナリーオプションの極意です!
まとめ
今回はバイナリーオプションの取引回数の数え方や各業者のスペックなどを紹介しました。
最後にもう一度内容をおさらいしてみると…
- 取引回数は業者によって異なる
- 回号数×通貨ペア数で計算可能
- 取引回数が多ければチャンスは増えるが、むやみにエントリーすると損失が増えるリスクもある
の3つが今回のポイントとなります。
「取引回数が多い業者のほうが良いの?」
「そもそもどうやって計算するの?」
といった方は、この記事を参考にして、あなたの取引スタイルにピッタリのバイナリーオプション業者選びに役立ててくださいね。